歯医者、満願の日


今日は私の嫌いな歯医者の日です。
しかし同時にめでたい満願の日でもあります。
大の歯医者嫌いの私が5年も通い続けているのは、当時銀歯だらけであった自分の歯を全てセレックに入れ替えよう、という小さな目標を打ち立てたからであります。

5年前のある日、歯磨きしようと大きく口を開けて鏡の中をのぞいたところ、前の方は大部分がもともとの自分の歯ですが、奥の方はほとんど銀歯であることに気づきました。

その頃、たまたま目にしたインターネットの記事では、“銀歯は人体に有害な素材で出来ており、微量ながら溶け出して健康を害する”というような内容が書かれていました。
嘘かホントか、“銀歯をセレックなどの白い歯に変えることで、内蔵機能が回復する”ような内容のことも書かれていたような気がします。

そんなこんなで、ものは試しと、入っている銀歯を全てセレックに入れ替えることを決意し、近所で評判の美容歯科に通うことにしました。
聞くとセレックの費用は1本当たりウン万円とのこと。
全部直したらいくらになるのか?
考えたら一瞬ひるんでしまいましたが、数年かけて気長にやっていくことにしました。

そうこうしながら通い続けていると、少しずつ暗い色の銀歯が減り白い歯がどんどん増えていくのがまるでオセロをしているような気分になり、妙に楽しくなってきました。
途中、その中の1本はインプラント治療が必要ということで予算の数倍以上になるなどハプニングも発生しましたが、気がつけばそのまま約5年間突っ走っていました。

そして今日は、ついに最後の一本が入る日です。
何とも言えぬ達成感と、目標を失ってしまった喪失感の入り混じった思いであります。





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